いかにして情報感度を高めるか

今も在宅勤務が続いているのですが、外に出ないと一日がホントあっという間ですね。

そんな状況だからなのか、昨年末に転職をしたからなのか、もしかしたら両方なのかもしれませんが中期的なテーマとして私にとっての情報収集のスタイルについてよく考えます。

特に今のポジションは、エンジニアチームの中で専ら開発をするというよりは非エンジニアや外部の方とコミュニケーションをとったり資料をまとめたりすることも少なくありません。*1

この働き方はReproでソリューションアーキテクトをやってた頃からそうなのですが、当時と違うのは社内に一定規模のエンジニアチームがあるわけでもないということです。そんな中で「技術系のスペシャリスト」として価値を提供し続けるには日々主体的に幅広い情報を把握し自分のものにしていくことが肝要となります。ということにようやく最近気が付きました。

tech.repro.io

振り返ってみると、これまでの会社では同僚、つまるところ社内Slackだったり、そうでなくても平日夜の技術コミュニティでの勉強会の延長線である懇親会だったりSNSだったりで自然に情報が入ってくる状況ができていました。

そんな環境が今の自分に繋がっているのだとしたら環境は馬鹿にできないファクターですし、それゆえ自力の弱い駆け出しの頃こそ良い環境に身をおきたい(あるいは置いていて良かったのだなぁ)とも思います。

まあ、中にはうまくアンテナをはってWeb(SNSやネットニュースなど)から筋の良い情報をひっぱり出して来られる方もいるのですが、どうも自分にはそれが難しそうなのです。

具体的な目的なきブラウジングは常に時間の浪費につながりますし*2、行動しないとそれはそれであっという間に時がすぎる。時間の経過が焦りにつながり情報を集めようとするもまた最初に戻る、なんて。

情報収集の役割を果たしていたことの置き換えとして*3オンライン飲みもちょこちょこ試してみたのですが、声かけだったり時間やツールの調整だったり実施までのお膳立てが必要で刺激としては良いが恒常的なソリューションとしては難しそうでした。

ブログでアウトプットすることは私にとってどんなスタイルがフィットするのか模索過程ではあるのですが、前職の上司*4がアウトプットはインプットだ、と書いていたのが引っかかっていて、引っかかっているということはあながち遠くもないだろう、と。

note.com

また、ブラウジングに関しては自分自身への戒めとしてTwitter (深追いはしない)やホッテントリを追うようにしてみてます。実際には趣味に通じる情報も多いことからTwitterは控えめで基本はホッテントリがメインかな。

そうし始めてからホッテントリの範囲内ではありますが、技術系の情報は見えるようになったのかな、と思います。少なくとも惰性でブラウジングしてた頃よりはだいぶマシになったかと。次の段階は「あとで読む」をなくす、流れてくる情報を上手く処理すること、ということでこちらも試行錯誤していきたいところです。

*1:ただし、自社システムの開発を行っている部分もあり、そのロールでは個人開発に近い形でDDDアーキテクチャを採用したりGoを書いたりもしています。その点では開発もコンサル(に近いこと)もできてお得な職場かもしれません

*2:Twitterで情報収集をしていたら、いつの間にか歴代総理大臣のWikipediaページをみていた、だとか勉強するぞとブラウザを開いたらまとめサイトに溺れていた、とかあるあるですね。

*3:もちろん、それが目的ではないとはいえ

*4:彼もまた今は違う会社で働いているのですが