2026年GWに川越で渋谷アジャイルのふりかえりを行った #shibuyagile

意外と普段ゆっくり話せるタイミングがないということもありGWの時間を利用して、オーガナイザー陣でふりかえりを行った。

ちゃんとした機会を持つのはなんだかんだで1年ぶり(前回の様子)ということもあり、ふりかえりのみならずコミュニティの意義や意向を擦り合わせる「むきなおり」も同時に行った。

流れとしては、おおひらさん運転の車にオーガナイザー陣(こばせさん、Emiさん、とれびー)が乗り合わせ遠方までドライブ、昼食と観光を行ったのちに近くのレンタルスペースで議論を行う形で、今回は帰省するメンバーの方角とちょうど合うという理由で川越が行き先に決定した。

ここではログがてら、オーガナイザー陣で話した内容を残しておきたい。

お昼にいただいたうな重。ふわふわで美味しかった。

過去1年のふりかえり

  • 2025年のビジョン:「そこにある」コミュニティとしての渋谷アジャイルの確立
    • Discordが盛り上がりを見せたり、サイドイベントが立ち上がったりとミートアップ以外の活動が活発化。
    • 渋谷アジャイルの場から実践が生まれスクラムフェスで話す例が出てくるなど、コミュニティ感は強くなってきた。
  • 目標
    • 年間10回以上の開催(継続的な開催) → 毎月開催(12回)を達成🎉し、現在も継続中
      • 毎月の開催日をパターン化するという仕組みがうまく機能しているように思える。
      • 開催されるタイミングが決まっていることで予定を組みやすいというフィードバックをいただくことも増えた。
    • 持続可能な運営体制の確立 → 備品等の管理が自分に依存しているという点でここはなあなあかも
      • オーガナイザー個々人という単位では誰か休んでもミートアップが滞りなく運営されるようになっている。
      • 金銭面では、会場提供くださる企業様やコミュニティの方のカンパへのご協力等あり誰かの手出しという事態が避けられている。ありがたい。
    • 多様性のある運営体制へ → 達成(Emiさんに入ってもらえた)
      • 過去、女性参加者の体調がすぐれなかった際にオーガナイザーとして適切なフォローができたのか、という課題意識から生まれた目標。
      • Emiさんをお誘いしてから実際に入ってもらうまでも数ヶ月かけるなどコミュニティもオーガナイザーも無理なくゆっくり変容・成熟できている。
    • 新規参加者やスタートアップ参加者の定着 → 今の所は達成
      • 過去一年のスタートアップ比率 29.2%、新規参加者率も30%前後と不思議と良い比率を維持できている。

(参考) 数字で見る渋谷アジャイルの1年 ※()内は1年前比

  • コミュニティ人数: 359名 (+161名)
  • イベント参加状況:
    • 一回以上参加した人 : 228人 (+107人)
    • 複数回参加した人 : 94人 (+44人)
  • イベント開催実績: 合計25回
    • レギュラー21回
    • その他(もくもく、キックオフ、忘年会、おがさんぽ) 4回

ミートアップのみの集まりではなくコミュニティとしての実感を持ち始めてくれている方が増えている(ように感じる)。ありがたい。

次の1年を見据えて

ふりかえりの内容やコミュニティの現状を踏まえて、コミュニティのありたい姿や次の一年を話し合った。議論を深める中で自分自身の考えが変容した部分も多分にあるが、次の1年はコミュニティの実体が形作られている中で、どう成熟していくかに関心を持つ一年になりそうである。

  • 渋谷アジャイルの2026年: コミュニティと向き合い、渋谷アジャイルが掲げるスタートアップを突き詰める
    • 立ち上げから2年が経過し、当初掲げたメッセージがコミュニティの実態に沿わない部分も出てきている(のではないか)という自分の感想。
    • → 議論する中で実はconnpassページとオープニングスライドに齟齬(表現のズレ)があることが判明したため、両者を統一する形で対応。
    • コミュニティとして様々なバックグラウンドの方に参加いただいている実情がありつつ、「生き残りに必死な環境」という表現を維持したのはコミュニティ立ち上げの想いを新たにしたい意思。
    • 現状でもスタートアップ層が3割きているのはアジャイルコミュニティ内でエッジがある。参加者をスタートアップに絞らず間口を広くしているのは、多様な参加者の交流で学びを得られる場である効果がありそう(むしろ同質化してしまう方が危ういのではないか)
    • コミュニティの価値観は、個人的にも気に入っているし、渋谷アジャイルを形作ってくれているように感じる(とれびー)
  • 目標
    • 普段のミートアップを楽しく無理なく継続する
    • ミートアップとしての味変をやってみる
    • スタートアップと向き合う機会(渋谷アジャイルカンファレンス:仮)を設ける

とはいえ、コミュニティは生き物であり、エコシステムである。意向は持ちながらも皆と企み、ともに楽しんでいければと思う。

これで川越も渋谷ですね
川越の町並みをバックに。時節柄、鯉のぼりが泳いでた

頑張りたくない、でも日々に変化はつけたいという人のための日常系イベント運営という選択肢の提案

この記事は、技術イベント・カンファレンス運営のノウハウ(2枚目) Advent Calendar 2025 の18日目のエントリーです。お楽しみください!

adventar.org

とれびーです。スタートアップとコミュニティが好きです。

イベントやカンファレンス運営周りでいうと、最近は渋谷アジャイルというスタートアップ・アジャイル・組織・人方面のコミュニティや、技術系とは少し毛色が違いますがコミックマーケット準備会でスタッフ*1をやっています。

不定期に他のカンファレンスを手伝ったり、ふらっとコミュニティに顔を出すこともあります。フットワークは軽い方みたいです。

想定読者

この記事は定期的なイベント運営に興味があり、やってみることに不安を感じている方に向けて執筆しています。

イベント運営はコミュニティ活動の一環

そもそもイベント・カンファレンスを運営したり参加する意義とはどこにあるのでしょうか?個人的には 「コミュニティの具体的な場を提供すること」だと考えています。

新たな知識や知見を得たり学習したりする目的であれば、イベント・カンファレンス運営の他にもWebや読書、研修などの手段がたくさんある中で、あえてこの選択肢をとる私なりの理由がここにあります。

ですので、以降の内容には「コミュニティ」の存在が強く意識されるいることを念頭に置いていただけるとありがたいです。ちなみに広義にコミュニティというと家族や職場といった自然に選択の余地なく所属しているものも含みますが、ここの文脈では特定のテーマ(や、そこにいる人々)に関心を持つ人たちが自発的に集うことによって、自覚無自覚関係なく形成している繋がりを指すことにします。

技術イベント・カンファレンスの運営ノウハウ

コミュニティの具体的な場をするための手段であるイベント・カンファレンス運営ですが、一言で運営ノウハウといっても最適なものは正直、個々のケースによって変わってくるんじゃないかなと考えています。

とはいえこういった結びにしても記事として面白くないと思います*2ので、今私自身がもっともマインドシェアを割いているコミュニティの一つである「渋谷アジャイル」を例にとって、日常系イベント の運営を行う上で意識していることをご紹介します。

日常系イベントとは

唐突に言及した「日常系イベント」ですが、もちろん私の造語ですw

技術イベント・カンファレンスは世の中に数多ありますが、規模・頻度の2軸で整理すると、ある程度のグルーピングを行うことができます。

  1. 規模 …… どのくらいの人数を集客するのか?
    • 超小規模 (〜10人)
    • 小規模 (〜2, 30人)
    • 中規模 (〜5, 60人)
    • それ以上 (100人規模、数百人規模) *3
  2. 頻度 …… どのくらいの間隔で開催するか?
    • 定期
      • 多い (毎週、隔週)
      • 中程度 (毎月、隔月)
      • 少ない (年一回)
    • 不定期

上記の軸に「渋谷アジャイル」を当てはめると、次のポジショニングになります。

  1. 規模: 小〜中規模 (毎回2〜40人程度)
  2. 頻度: 毎月 (月一開催)

規模が大きいわけでないが、定期的・コンスタントに開催している。そんな、渋谷アジャイルのようなものを便宜上、「日常系イベント」と呼ぶことにしています。

日常系イベントの特徴

そんな日常系イベントですが、以下のような特徴を持っています。

  • 平日の夜(終業後)に有志で集まる。イベント参加者の半数は常連だが、初参加者もそれなりにいる
  • 参加者同士は仕事上のステークホルダーでないことが大半 (むしろコミュニティから仕事の話に発展することの方が多い)
  • 共通の関心ごとを持って集まっており、互いにフレンドリー
  • 家庭でも職場でもないからこそフラットな意見が得られやすい
  • そんな環境なので、参加者と関係性を作りやすい
  • 毎回のイベントフォーマットが決まっている
  • イベント全体の進行がゆるい、時間通りに始まることの方がまれ
  • でもそれで誰かが咎めるわけでもない
  • イベント本編だけでなく懇親会もセットというか、そちらが本番
  • イベントがコミュニティの文化を象徴している

皆様は、どう感じるでしょうか?私のイベントの理想像として、家庭でもなく職場でもないサードプレイスとしての機能を果たしていて、それでいて時間的・肉体的・精神的なコストをかけずともなんとなくエコシステムとして回っている、というのがあります。

日常系イベントはこの両取りができると思っていて、私個人はそんな状態がちょうど心地が良いなぁと感じています。

イベント運営Tips5選 - 頑張らないために頑張る

さて、もしここまでで日常系イベントに魅力を感じていただけたら次は自分でもやってみたい、となるのかなと思います。

ここからが本題ですが、私がイベントを運営する上で私が意識していることをいくつかご紹介します。

1. 複数人で運営する

運営を仲間内で担おうというのはカンファレンス・イベントの運営でよく言われることですが、日常系イベントでも例外ではありません。

意図としては個々人で事情があり動けない時のバックアップ、という側面もありますが、個人的には自分にない視点や感じ方を補っていただけるというのが大きいです。渋谷アジャイルの例でいうと、他のオーガナイザーにイベント中の室温管理だったり、運営自身も楽をすべきだという考え方、継続することが正義であるとの金言をいただいており、これは自分にない視点・観点だなぁと思ったことがあります。

経験上、コミュニティを立ち上げる前に自分の他に2名ほどオーガナイザー側に入っていただけると、視野が広がりやすいですし推進力(≒ 良い意味でのプレッシャー)もつきやすいと感じています。

2. コミュニティのミッションを明確にする

何かイベントをやろうとした時、個人的には様々なあれこれは一旦、気にせずまずはやってみる、というスタンスで良いと思います*4が、定期的にやることを見据えていたり、ある程度の回数を重ねてきたら、運営者、ないしは発起人としての考えを宣言することをお勧めします。

コミュニティは生き物です。ミッションはその中で脳、価値基準の部分にあたるものです。ミッションを明確にしても、コミュニティの文化がその通りになるとは限りませんが、ミッションがあることで運営しているイベントに一つの指針を持たせられるのは確かです。

そして、イベントを運営する中で参加者からの要望や、何かしらの意見や価値観の衝突があった際にこのミッションが生きてくるのです。もし毎回、個別に検討・判断をしていたらたとえ結論が同じになったとしても、コストがかかる分、運営が疲弊してしまいます。日々の運営コストを下げる点でミッションは提示できると良いのかなと考えています。渋谷アジャイルでも、立ち上げ当初に考えをスライド化した覚えがあります*5

treby.hatenablog.com

もちろん、ミッションが「義務」や「押し付けるもの」になっては本末転倒なので、1,2年くらいの一定のスパンで、ふりかえり、ミッション自体を再定義するのも重要ですね*6

3. 雑でも何か残しておく

あらゆる人にとって、日常系イベントが人生の最優先事項になることは稀だと思われます。仕事だってありますし、家庭もあります。可処分時間に目を向けてもさまざま趣味もあるでしょう。

それはオーガナイザーにとっても同様で、日常系イベントはそもそもがマインドシェアを期待できるものではないのです。

だからこそ、イベント参加やコミュニティに触れて感じたことや些細なものでもアウトプットしておくと、運営に向き合えるタイミングに思い出しの役に立ちます。

渋谷アジャイルでは、コミュニケーションにDiscordを利用していますが、その中の企画チャンネルに思いつきや気になったこと、アイデアを乱雑に残すことがあります*7

4. コミュニティでイベントを作り上げる (フィードバックをもらう)

日常系イベントを開催するのはオーガナイザーなので、オーガナイザーがいないとイベントは始まらないわけですが、コミュニティという目線で見ると他の参加者もオーガナイザーもあくまで一個人です。 そこで私はコミュニティの一員として、オーガナイザーの役割でイベントを開催している、というスタンスをとっています。そうなると当然、参加者の体験や感情に関心が向いてきます。

こういった意見を回収するために渋谷アジャイルでは毎回、参加者に対してフィードバックを募っています。フィードバックを100%反映できるというわけではないのですが、コミュニティの具体的な場として、イベントを継続開催していく上でこれらの声は大変参考になるものです。

もし、オーガナイザーとしてイベントやコミュニティを管理する・しなければならないもの、と捉えていると、オーガナイザー自身のイベント・コミュニティ理想像と実際にギャップが生まれた際に、なんとかしないとという感情が生まれます。イベントを継続開催する上において、その時生まれる感情やそこからのエネルギーはヘルシーでないのかな、と個人的には考えています。

5. 運営を楽しむ

と、ここまで徒然なるままに、普段意識していそうなことのアウトプットを試みましたが、イベント運営において大事なことは結局のところ、運営を楽しむ、この一言に尽きる気がします。

仕事や家庭といった、ある側面では個人にデフォルトで紐づいているものと違って、コミュニティや技術イベント・カンファレンスを支えているものの大部分は内発的なエネルギーです。

やりたければやればいいし、疲れたのなら休んだり、やめたり、引き継いだりすればいいんだと思います。私も過去にはShinjuku.rbというRubyコミュニティのオーガナイザーを担っていたことがありましたが、最近、運営を引き継いだところです。

treby.hatenablog.com

最後は、気軽に自分のフィーリングでコミュニティと付き合うことが大切なんじゃないかなと思います。

まとめ

本記事では、技術系イベント・カンファレンスの中でも日常系イベントに焦点を当て、その特徴や運営ノウハウをご紹介しました。

この記事の内容が一部でも、イベント運営をしていたり、したいと思っている方のご参考になると幸いです。

*1:こちらは基本夏冬2回の会期 + 各数回の集まりなので頻度は高くないですが、期間でいうと上京してからなので13年目とわりかし長くやってますね。

*2:余談ですが、私は技術的な判断や意思決定をする際には「要はバランス」と思うことが多いですし、アジャイルコーチという役割をやる中では「It depends(時と場合による)」という言い回しをよく使います。

*3:私のイメージでは一つの目安として100人規模までのものをイベント、100人規模以上のものをカンファレンスと呼称していることが多い気がします。

*4:大抵の場合、一番のハードルは最初の一歩を踏み出すことだと信じています。

*5:ちなみに個人的にはコミックマーケットが掲げている「コミックマーケットは同人誌を中心としてすべての表現者を許容し継続することを目的とした表現の可能性を広げる為の「場」である」という理念が好きです。

*6:そういう意味では、これが今、渋谷アジャイルでやりたいことの一つでもある。。。初版作ってからもうすぐ2年なのでふりかえりたいんす。

*7:渋谷アジャイルはオフライン開催なので、毎回、会場スポンサー探しが発生します。過去に実績がない会社さんにトライすることも少なくないので、条件やコミュニティ紹介をドキュメントとして準備して都度、育てていたりします。

渋谷アジャイルの2025年半年(弱)のふりかえりを行った #shibuyagile

もうすぐ始めて1年が経つ渋谷アジャイルについて、月一でミートアップはしているものの、意外とオーガナイザー同士でゆっくり話せていないよねというおおひらさんの発案で5月連休の初日にオーガナイザーで集まることにした。

せっかくなのでドライブもしよう、ドライブするならちょっと遠出しようとかやりとりしているうちにアイデアが膨らんでいき、最終的に小田原までドライブ→観光→ふりかえり→ディナー→帰宅みたいな典型的な休日の過ごし方に落ち着いた。

本記事では、ログがてら特にふりかえりにフォーカスして内容をまとめておきたい。

2025年5月までの振り返り

昨年末に書いたように、今年のビジョンとしては「そこにある」コミュニティとしての渋谷アジャイル を目指している。

treby.hatenablog.com

単なるイベント開催団体から、もっと“場”として根付いたコミュニティへの進化を目指している。ふらっと立ち寄れて、気づけば何度も参加している、そんな自然な空気感を大切にできたら良いなと考えている。

いくつか目標も立てていて、その進捗は下記の通り。

  • 年間10回以上の開催(継続的な開催)
    • 現時点では順調に毎月実施できている。
    • 会場も一箇所に依存せず安定して確保できていることは、有志のコミュニティとしてすごくありがたい。
  • 持続可能な運営体制の確立
    • 誰かが休んでも運営が滞らないように、備品含めて冗長化できるようにしたいというのが背景(理想はミートアップ参加者で持ち寄る形式だが、その前段としてオーガナイザーで分担できるように)。
    • ここは現状、着手できていないので、あえて備品を持っているとれびーが何もしない会などを作る必要がありそう。
  • 多様性のある運営体制へ
    • 過去、女性参加者の体調がすぐれなかった際にオーガナイザーとして適切なフォローができたのか、という課題意識から生まれた目標。
    • 参加者ベースでは女性参加者比率も一定、頻繁に参加いただいている方も出てきたので、運営に興味を持ってくれている人に声をかけていくことが次の一歩になりそう。
  • 新規参加者やスタートアップ参加者の定着
    • ありがたいことに初参加者比率は今年に入ってから毎回20%以上をキープできている(1月: 50% / 2月: 23% / 3月: 40.7% / 4月: 39.4%)
    • スタートアップ参加者でよくきてくれている人は、他のアジャイルコミュニティにも参加されているので渋谷アジャイルならではという感じはしないw
    • が、現状は新規比率が一定あることからコミュニティの流動性は担保されているので長い目で見ても良いのかなという気がした。

その他には参加登録の傾向について話題に上がった。

  • ここ数ヶ月は参加者数も安定しており、活気のある回が続いている。5月のミートアップについては公開後すぐに満員になる勢いがあった。
    • 渋谷という立地の利便性が参加しやすさに寄与している可能性がある。
    • 自分たちは都心であればあまり開催場所を意識しないが、職場・自宅からのアクセスを大事に思っている方もいそう。
    • その意味では、開催場所を工夫することで想定参加者数をコントロールすることもできそう。
  • 初参加率は20〜50%をキープしており、適度な新規流入が続いている。
    • 参加者の男女比が比較的偏っていない点も、地味ながら好材料と捉えている(男性比率の高いテックコミュニティが比較対象なので、それでも偏りあるよねというのはあるけど)。
    • 最近はスタートアップ界隈からの参加者も増加しており、数回参加して定着する動きも少しずつだが出てきている(とはいえ、ガッツリのスタートアップだと頻繁な参加は難しいよなとも)。
  • 他方で枠が埋まるのが早すぎて「ふらっと参加できる感じ」が失われつつあるかも。
    • 直近、渋谷という立地がよいところでの開催が続いているので一旦は様子見でいいかも。
    • もしそれで解消されないようであれば初参加枠の導入や抽選制など、参加しやすさを保つ仕組みを検討してもよさそう。

オーガナイザー個々人のふりかえり

個々人としてのふりかえりも行った。

  • 「日々忙しく、バタバタしながらの参加が多かった」という声が上がった。
  • 定時の関係で遅れての参加になることも多く、負荷が偏りがちという課題感も共有された。
  • 今回の機会のきっかけでもあるが運営同士でゆっくり話す場が足りていないかも。
    • 他方で機械的な定例の場みたいなのはあまり得意でなく感じる自分がいる。
    • 通常回でなく何か企画を立てる時に密に話し合う仕組みを作るとかで良いのかも。

今後やってみたいこと

最後に今後、やってみたいことについて共有・議論を行った。

  • 忘年LT大会の開催
    • 特別会として年末に別会としてLT大会を開催予定。
      • ピザとお酒を楽しみながら語り合える、忘年会的な場をイメージしている。
      • 具体的な日取りは8月頃に決められると
  • スクラム祭りの参加
    • こばせさんはXP祭りスタッフ、おおひらさんは葛飾の顔もあるのであるとしても渋谷アジャイル単体でなく、東京連合(仮)としてが現実的かも。
    • 東京連合なコミュニティと連携取りながら進めていきたい。渋谷アジャイルとしては、OSTはやれると楽しいかも。
  • 他コミュニティとのコラボ
    • 具体的に話があるわけでないけど、あればやっていきたいよね。

小田原城をバックに。これで小田原も渋谷アジャイルですね!

この後について

幸いにもミートアップとしては毎月回せるようになってきているので、場として提供を続けつつ、プラスアルファで企画を動かしていければと考えている。

次回(6月)のイベントページはこちら shibuyagile.connpass.com

2024年のふりかえりと2025年の抱負

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

恒例のふりかえりと抱負決めを行いたいと思います。

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この恒例行事をいつからやっていただろうと調べてみたら2017年から行っていました。ゆるっと続いてますね。

ふりかえりのふりかえりがてら、これまでの自分はどんなものだったかとざっとみてみると、高い頻度で心の平穏を求めているし*1、軸を探しているしで私の性質なのかもしれません。

2024年のふりかえり

私にとって2024年の仕事面はプロジェクトリーダーだったり、プロダクトマネジメント領域の支援など新しい役割にチャレンジしながらも、自分自身の壁だったり弱み*2だったりが見つかったような、そんな一年でした。

正直、楽しいというより大変だなと感じる場面がほとんどで、今も抜け出せたーと言い切れるほどではないのですが、それでも感じ方の根底や立ち向かい方を模索して見つけ始められている気がします。業務に関して、正社員も含めて仲間が増えてきているのは良いことだなと感じます。

学ぶ仕組みを構築する

コミュニティを始めたり、研修やプログラムなどに自己投資することである種、学ぶようにするための仕組みはできたかなと思います。

他方でそれ以外の進め方、例えば継続的に文献をインプットしたり、知らない情報が入ってくるようにするための動きというのはまだできることがありそうかなという所感です。一説によると人のモチベーションは、意味付け・学習と成長・承認によって強化されるらしいので自己学習にこのあたりを取り入れていこうかな。

また、一つ感じるのは仕事で使う能力とベクトルが違いそうなことで、これをどう一致させるか(あるいは別のものとして独立させるのか)は今後の検討事項なのかもしれません。

新たな専門領域を確立する

2024年に挑戦できた新領域で印象的なのはプロダクトマネジメントで、何を作るかということに関して、どう仮説立てて何を根拠にして優先順位を決めるかということに関して向き合うことが多かった気がします。

実際にやってみて感じるのはスタンスを取ったり問いを立てる重要性で、これはソフトウェアエンジニアをしていた時にはありませんでした。その意味で自分の中にコペルニクス的転回が求められていたのかもしれません。

ただ、支援として関与している性質上か、磨かれたのは合意形成を行うための方法論がほとんどな気がしますので、基本所作だとかマインドだとかは全然欠けているんだろうなと思います。

実践に応用する

〇〇をインプットして、業務に活用するぞ!という流れではなかったですが、結果的に常に何かしら新しいことを実践し続けられていました。


顧みると仕事の負荷がかかっていたんだなと気づけますが、渦中にいると表出している精神面に目が向きがちで、そこからパフォーマンスが上手く出ないという悪循環に陥っている場面もあったかと思います。そこから自分自身の心の働きに興味を持ってカウンセリングを始めました。建前でなく少し自分の感じるものにフォーカスを当てられている気がします。

仕事以外ではA-CSM(一財)生涯学習開発財団認定コーチおよび(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチの認定をとってみたり、コミュニティ活動として休眠状態だったShinjuku.rbの引き継ぎを行ったり、渋谷アジャイルというコミュニティを立ち上げたりしました。

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ランニング習慣も続いていて、大会でいうと2月の大阪マラソン、10月の東京レガシーハーフ、11月のちばアクアラインマラソンに出走しました。

あとは知人の影響でICLを行い、約20年ぶりにメガネなしの生活に戻りました。

2025年の展望

今年は2025年ということで新卒から干支が一周したことになります。また、現職に入社したのが2020年1月でしたので、丸5年在籍していることになります。

並行して気づけばアラフォーと呼ばれるど真ん中の時期に差し掛かっており、それはそれで人生を棚卸ししてみても良いのかなーと感じております。

今どう感じているのか?やりたいことは何か?今やっていることはどんな意味があるのか?とか、自分にとって自然体ってなんだろーとか、そんなことを考える年明け1月でした。

相変わらずフワフワしている感じですが、2025年は(1) 結果ではなくプロセスに、(2) 評価ではなく自分の感情に、(3) こだわりではなく柔軟性に、重きを置ける一年にしていければと思います。

*1:その割に職種を逆張りしたり、新しいことやってみたりと忙しなく動いて言行不一致……

*2:具体的な例でいうと、細かく準備をして見通しを立てて進めるのが得意でなかったり、課題発見観点が疎かになったり。

渋谷アジャイル 半年間のふりかえり(2024年版)

個人的な関心・興味から始まった渋谷アジャイルが12月で早くも半年が経過した。

立ち上げ当初にまずは半年やってみよう、と宣言していたこともあり先日、オーガナイザーのおおひらさんこばせさん、とれびーでふりかえりを行った。

渋谷アジャイルに関して

ふりかえりに入る前にそもそも渋谷アジャイルとは何なのかをおさらいしておきたい。

立ち上げの経緯

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渋谷アジャイルの構想は私自身がスタートアップに近い環境にいるからか、アジャイルコミュニティに(意外と)スタートアップ畑の人が少ないよね、と感じたところから始まった*1

歴史のある企業でアジャイル推進を進めるのとはまた違う、ヒトモノカネがなく急成長が求められ続ける環境こその課題感が確かにあることは自分自身の過去の経験や支援業務を通じて痛感してきたところだ。

もちろん、限られたリソースの中で非連続的な成長が必要である場面にプロセスを語っている場合でないというのも一理ある。とはいえプロセスを蔑ろにしてプロダクト価値、さらにはその先の事業価値を毀損してしまっている例は少なくないと感じるのだ。

コミュニティのミッションと価値観

そんな思いもあって、「スタートアップという生き残りに必死な環境でアジャイルを試行錯誤する人同士が活発に意見交換し、実践に繋げることでスタートアップから日本を元気にする」というミッションを掲げている。

また、過去のコミュニティオーガナイザー経験や私のコミュニティに対する思いから4つの価値観を設定している。

  1. オープンであること
    • 来る人を拒まないこと (フラっと来られる場所へ)
    • はじめましてこそ大切に
  2. 対話を大事にすること
    • 一方向より双方向
    • 対話が可能な規模を保つ / いたずらに拡大しない
  3. ありのままでいられる場所であること
    • それぞれのあり方を尊重すること
    • コミュニティがベース、思惑(採用、営業)は否定しないがその前提があってこそ
  4. 持続可能であること
    • 無理がない頻度での継続的な実施
    • 短期目線より中長期目線

ふりかえりでは、呼び水としてこれらの価値基準に照らしてGood / Moreを出し合う形をとった。

ふりかえり

当日、オーガナイザーで出し合ったふりかえりの内容を以下に公開してみる。

当初立てた半年の目標

  • 半年の目標(2024/07〜12)「まずは半年やってみて、開催のリズムを作る」
    • → いい感じにできている
    • 7月のキックオフから始まり、12月で6回と毎月開催できた。半年かけぬけられたのはオーガナイザーそれぞれが別のところでオーガナイザー経験があったのもありそう。
    • 負荷がややとれびーに偏っているのはありそう。
    • 機動力がある3人で回せている一方、バッファがないのは危うさがあるかも。

コミュニティの価値観と照らして

1. オープンであること

  • Good
    • アジャイルコミュニティ感が比較的うすく参加登録しやすい。アジャイルコミュニティのサブセットでありながら、渋谷アジャイルとしてのカルチャーが少しずつ醸成されている気がする。
      • わかるー
      • アジャイル文脈でも、輪が広がって最近のイベントではエンジニアでない人事関係の人も来てくれた。
    • 「プロ参加者」*2のおかげもあり、OSTでははじめましての方もハードルなく参加いただけているかも。
      • 全く狙っていなかったけど、慣れている人とそうでない人の割合がちょうど良いバランス(3:7〜4:6くらい)だった。
      • アジャイルコミュニティの文化を保ちつつも、新規の風を入れることができたのは正統的周辺参加の環境を結果として設けられたのでは
      • なぜこんな感じでやれたのかは気になる。もし今後割合が崩れていったらアジャイルコミュニティ感がなくなっていくのかな。
    • プロ参加者の人たちはただイベントに参加しているだけなのにコミュニティを形成してくれるのは本当にありがたい。
      • 初参加の人にOSTのテーマ出しを勧めてくれたり、輪に入れてくれたり。
      • 自己紹介の時間がめっちゃいいんだろうな。関係性を作ってOSTのマーケットプレイスに移れるから。
      • 逆にプロ参加者の人からも「イベントを開いてくれるのありがたい」というフィードバックも。ありがたい〜。
  • More
    • コミュニティ参加者として透明性を感じられているのかな。特に事務周り(会場・登壇者コミュニケーション)とか運営の議事録とか個別に連絡をとることもあるので。
    • 最初の導線が初参加的に迷うかも。受付やってても余裕がない。
      • 最近、やること・準備するものを言語化しようとしていて、テンプレートとして、案内の紙をもってていいかもと思った。
        • ドキュメントかもしれないし、理解できておくと良いのかな。案内する内容を決めておきたい。
    • 初参加の人が会の説明を理解できるかな、というのがある。
      • 最近はOSTの中で区切ったり間を取ったりしていないから大丈夫かなと思う。同じOSTベースのSMNはこの辺丁寧に行っている印象。
      • 色々な運営の仕方はあるけれど、初参加の人がまた来たいと思えるコミュニティにしたい
        • それは本当にそう。
      • 初参加の人にも聞いてみたいねー
    • アジャイルコミュニティの人が多い弊害かもだけど、懇親会の話題がアジャイルコミュニティのネタで盛り上がってるのどうなんだろうと感じた。
      • アジャイルコミュニティの人が3人と新規の人が1人のテーブルで、渋谷アジャイルでないコミュニティの話がされていた。
      • イベント本編でお酒を入れない方針なので、本編と懇親会でスイッチが切り替わるというのもありそう。
      • できればOSTの続きの話を熱量を持って話してくれると嬉しいなー。そのための仕組みを作れないかな。
        • 参加者の負担になるかもしれないけれど、OSTの内容をDiscordにあげて懇親会ではなしてもらうというのはどうだろう。
        • 平日夜2時間のイベントの設計上、「廊下」*3の時間が取れないし、制約的に難しい。
        • ここで解決できることでもなさそうなので、まずは、こういった事象があるよねという認識を揃えよう。
    • 初参加から定着増えると良いな。スタートアップの人の自然流入からの定着があると最高。
      • 新規の人をどう増やしていくか?一気に増やさない方が良いというのはありつつ毎回5人くらいは流入してほしい。
        • スタートアップ枠は人数上限にいたっていないことが多いので気にせず宣伝していける。
        • 宣伝も限界があって、Twitterだと知っている人にしかリーチできない。
      • タイトル(コミュニティ名)とたてつけはあるかも。
        • 我々が参加してほしい人は「スタートアップ スクラム or アジャイル」で調べるのかな。
        • SMNは「スクラムマスター」と検索して来られるが、渋谷アジャイルはググラビリティ高くないかも。
        • オーガナイザーのスタンスとして色々な人に来てほしいというのはありつつ、PO / SMを検索対象に入れてみよう。

2. 対話を大事にすること

  • Good
    • OSTがコミュニティの文化として根付いているのよき。さすがおおひらさん。
      • さすがおおひらさん
    • 拡大しないと掲げつつもそこそこきていただいたりして、結果的に想定範囲内(2〜30人規模)に収まっているのは良いことでは。
    • 参加者が新規の人にもコミュニケーションしてくれている。本編で誰も置いていっていない感はある。
      • OSTは続けていきたいよねー(全員)
      • 遊びの意味でたまに味変しても良いかもー。
    • OSTで一人にはさせていないのは良いところ。
    • こないだの回でマーケットプレイスにない話をしよう(人事の話)というのがでたのがすごくよかった
    • トーク枠で話してくれる毎回いるのはいいね。
  • More
    • 価値観に関わることと違うかもだけど、スタートアップっぽいトピックがどれくらい話されているだろう。
    • マーケットプレイス埋まったら負けという話を聞いた。埋まっちゃうと出そうかなどうしようかなという人が出せなくなるから。
      • 尻上がりに出てきてる。スキマのテーマになって一人・二人のテーブルになるのは避けたい。
      • OSTデザインでトラック数をどうするかにつながりそう。
    • 参加者・運営もがっつりOST楽しむにはどうするかな。
    • やっぱり独自説明資料を作りたい。
    • Howだけど運営で遊撃の人を決めておくとかもあるかも。
    • マーケットプレイスでのマージをどう考えるか、運営がマージしていくのか、参加者が自主的にやっていくのか。
    • 初参加の人向け施策としてプロ参加者が存在しない枠つくってくれたら嬉しい。

3. ありのままでいられる場所であること

  • Good
    • みなさん(比較的)ありのままでやっていただけている気がする。
    • コミュニティ文化を守りたくて、コミュニティベースを明文化していたけど想定より営業営業した人が入っていない(今のところ)
    • 全く何の気概もなく運営している。
      • Me Too
  • More
    • その時々で運営として気を張りすぎていることもあるなーというのを感じる。具体的には、業務多忙でかつ準備できていなくて上手く開始できなかったなーという時に自分ダメだなーと感じてしまう。
    • OSTの結果をDiscordに上げるが、気になる。公開したくないものもあるかもなー。
      • トラックの人で上げてもらうのが良いかも。
    • 写真を上げるのも一言言えるといいかも。「写真上げると思うので、顔隠してください」的なこという
    • コミュニティ慣れしていない人の気持ちはわからないなー。
    • そんなに過剰なクレームがきているわけでもない(あってももやっとレベルなので)このままでいいのかな
    • みんながOSTでディスカッション&Chillできるにはどうすれば良いかねー。
    • 一つ休憩場所的な場所をおくのは実験できるかも。
    • 自分のレベルを上げることによって、ありのまま普通のレベル感が上がっていくというのはありそう

4. 持続可能であること

  • Good
    • コミュニティ慣れした方々に囲まれているので、なんかいい感じにコミュニティ運営できていて感謝!
      • 月一回半年続けた!
      • いろんな会社様に会場を借りられている。固定化していない。
      • この先のイベントも会場貸してくれそう、感謝!
      • スタートアップ参加者を増やす時に会場を借りて新規を増やす作戦はあるかも
  • More
    • 運営が人に依存していて、誰か休んだりしづらい状況になっていないか。ちょっとずつ言語化したりしてるけど。
    • トーク枠で話してくれる人募集大変。
    • Discordの運営にコストかけてやっていないので、距離感(bluesky的な)場作りがあっても良いかも
    • イベントをやってはいるが、コミュニティにはなっていないかも。
    • うまくいっていると思うのは葛飾、イベントをやっていなくてもわいわいしている。

次の一年(2025年)に向けて

ふりかえりを踏まえて、次の一年の方針をざっくり話した。

  • 2025年のビジョン:イベント企画団体から、コミュニティへの進化
  • 目標
    • 年間10回以上の開催 (継続した開催)
    • オーガナイザー(ないしは備品を持っているとれびー)が休んでも運営が回る体制にする
      • 理想的にはふせんもホワイトボードも運営も含めて参加者が持ち寄る感じになるといいなー
    • オーガナイザーはレピュテーションを守る最終防衛戦でありつつ、コミュニティは自動で回る状態を目指したい
    • もろもろこまめなものはありつつも、開始とかその辺含めてコミュニティがやっていく
    • オーガナイザーの近くに女性確保
      • 実際に女性参加者の方が気分がすぐれないことがあったが、運営として十分にフォローできなかった。
    • 最低でも新規参加者 : 複数回参加者 = 3 : 7 くらい維持
    • スタートアップの人の自然流入からの定着(複数回参加)実績を作りたい
  • ネクスト
    • 2025年6月〜夏頃にまたふりかえりたい(中間ふりかえり)
    • 2025年12月 年間ふりかえりの実施

まだ考えられていないけど、コミュニティのミッションもチューニングして良いかも(スタートアップに関心を持ちつつもそれだけではないので)

そんなこんなでありますが、引き続きよろしくお願いします。

*1:ちなみにコミュニティ名は、自分自身の職場が渋谷にあるのと、スタートアップといえば渋谷であろうとの連想からきている。初見でややこしいとのコメントもいただいているが、最近では自分自身気に入ってきている。

*2:他イベントでもお馴染みのアジャイルコミュニティ文化に慣れており体現されている方々の通称

*3:イベント中、本編のコンテンツから離れて参加者同士で交流を行う場所、あるいはその体験のこと

アジャイルコーチとスクラムマスターの集いに参加してきた(2024/10)

私にとってアジャイルコミュニティ参加の原点とも言えるアジャイルコーチとスクラムマスターの集いに1年ぶり3回目の参加をしてきた。

www.attractor.co.jp

どこかのスクフェスでkiroさんから「誰と同室になるかも含めて楽しむのが良い」とおすすめいただいたこともあって今回から復活した相部屋プランに申し込んだ。結果として葛飾等でお世話になっているAckyさんと同室だった。

以下にそこでの体験を時系列で残しておく。

アジャイルコーチとコンサル

まず、直近の自分の関心をOSTテーマとしてあげてみた。どちらも支援を目的とする役割でありながら、そのアプローチが全く異なるように感じていたのだ。

個人的には、山根さんの問いかけもあり相反する要素が自分の中にいるためコンフリが発生していそうであると何となく感じていたが、だんさんやみずまんさん、森ゆうやさんとの対話を通じて他の広がりもあることに気づいた。

議論の過程を残したふせんの最終状態

クライアントとして情報的な支援はお金を支払いやすいが、情緒的な支援は価値を客観化しづらいためにお金にはなりづらいという話が出てきた。

だんさんのところでは、社外(ryuzeeさん、及川さん、t_wadaさん)と社内(だんさん、みずまんさん)で棲み分けているとのことだった。

大涌谷

二日目の午前はHideさん、山根さん、たぐっちゃんさんと大涌谷の方まで足を伸ばすことになった。

眼前に広がる大涌谷

この会の参加は3回目ながらロープウェイに乗るのは初めてだった。平日(木曜日)の朝イチ(9:30頃)ということもあり観光地ながら人もまばらで快適だった。

温泉池で作っているという黒たまごが名産

RSGTチケット争奪戦

ちょうど合宿二日目の10/10(木) 12:00〜にRSGTのOctober Ticketが発売開始されるということで、開始時間付近は参加者それぞれでEventribeにはりつくということをしていた。

オープンに向け盛り上がる参加者Slack

RSGTはTitleスポンサーにScrumAllianceが入っている関係でCSM®等のScrumAllianceが発行する認定を持っているとディスカウントコードが発行されるのだが、このコードを入れていたら間に合わないほどのスピードで売り切れていた。

合宿の参加者の中でもそれなりの人数がチケットを手に入れられなかったようだった。

RSGTサテライト会場構想

かくいう私自身も入手ができず、せっかく有志が集まっていることもあり、サテライト会場を検討するというOSTテーマを打ち出した。

この夕食後のゆるOSTでは、kawagutiさんやJ.Kさんを交えてRSGTのオフラインチケット過加熱を受けたサテライト会場を設ける可能性を模索した。*1

結論として、公平性担保のためオンラインチケット所有といった一定の条件を設けつつも、有志を募ってサテライトで会場を設けるのが良いのではないかという方向にまとまった。本格的に動くとしたら11月のチケット発売後になるだろうが、J.Kさんの方ですでにKAGやCreationLineの会場を仮押さえできたとのこと。すごい。

経営者目線

施設の温泉に浸かっている際に石井さんにエンジニア畑出身者としての経営者目線の持ち方について聞いてみた。石井さん自身は村上 茂久さんの著作で学ばれたとのことでキャッチアップしてみたい。

Amazon.co.jp: 村上 茂久: books, biography, latest update

思いがけない学びやイベントが起こる場

毎回のことだが、このイベントの場では当初想定していなかったような気づきがあり、かつリラックスもできてお得感がある。

次回以降も機会があれば積極的に参加していきたい。

*1:前提として、RSGTとして急にキャパシティを増やさないというのがある。

渋谷アジャイル #0 キックオフを実施した #shibuyagile

ここ一年くらいの私のちょっとした野望だった、スタートアップにフォーカスしたアジャイルのコミュニティを立ち上げた。

shibuyagile.connpass.com

渋谷アジャイルというコミュニティ名は、現職が渋谷で馴染みがあるというのもあるが、私の中で連想された、スタートアップといえば渋谷という短絡的な発想からきている*1

そんな見切り発車ながらも初回イベントを7/11(木)に実施したのだが、キャンセルを除いて全ての方に来場いただくことができた。ありがたい。

コミュニティ立ち上げの想い

キックオフにあたって私自身のコミュニティに対する考えを言語化し、イベントの始めに表明する時間をいただいた。

私自身の考えとして、集まった面々でコミュニティを作り上げていきたいというものがあるが、POの帽子をかぶるからには明確にしておこうと考えたのだ。*2

スライドの中でコミュニティを始めるに至った経緯や課題意識(モヤモヤ感)についても整理しているが、私として一番伝えたいのは、コミュニティのミッションと4つの価値観の部分である。次にその内容を抜粋したい。

コミュニティのミッション

スタートアップという生き残りに必死な環境でアジャイルを試行錯誤する人同士が活発に意見交換し、実践に繋げることでスタートアップから日本を元気にする

4つの価値観

  1. オープンであること
    • 来る人を拒まないこと (フラっと来られる場所へ)
    • はじめましてこそ大切に
  2. 対話を大事にすること
    • 一方向より双方向
    • 対話が可能な規模を保つ / いたずらに拡大しない
  3. ありのままでいられる場所であること
    • それぞれのあり方を尊重すること
    • コミュニティがベース、思惑(採用、営業)は否定しないがその前提があってこそ
  4. 持続可能であること
    • 無理がない頻度での継続的な実施
    • 短期目線より中長期目線

もちろんこれらは今後、コミュニティの意見を踏まえながら見直し・更新されうるものであるが、少なくとも現時点ではオーガナイザーが大切にしたいと考えている想いである*3。継続しながら実験をしていきたい気持ちである。

OSTの様子

オープニングトークの後はOST(3トラック) × 3本を実施した。

OSTの様子

個人的に主催としてのOST実施は初めてだったため、進行に不慣れな部分も多くあったがベテランのオーガナイザー陣や参加者に非常に助けられた。ありがたい。

また、アジャイルコミュニティ目線でいうと、他のイベントも含めてはじめましての方が多かったのだが、だからこそなのか、濃密なスケジュールもだれずに進行していたように思う。

ちなみにOSTでは、以下のようなトピックが取り扱われた。個人的にお金やビジネス的なトピックの話が多かったのが印象的だった。

  • Biz側にアジャイルを広げるには?営業メンバーと言語を合わせたい
  • 開発チームが与える事業価値の伝え方は?
  • 目の前の開発に追われて改善に手が回らない / スプリントプランニングが難しい
  • 楽しいスクラムとウェルビーイング / みんなのスクラム自慢を聞きたい
  • 長期的な未来の話をどうやってやるか?
  • スプリントレビューでインクリメントが出ない
  • チームの学習
  • 価値と仕様
  • 儲ける話(お金の話)を社内でするには?

スタートアップの人に(も?)来て欲しい!

オーガナイザーや参加者のおかげもあり、渋谷アジャイルの初回キックオフは成功といっていいだろう。

撮影: おおひらさん(@oo4ra)

次回以降も月一の無理ないペースでやっていこうと考えているため、興味のある方はタイミングがあう時にぜひ遊びに来て欲しい。ちなみにイベントページはイベント期間中にこばせさん(@kobase555)がシュッと出してくれた。これがアジャイルな運営か……。

ともあれ今後もコミュニティとして無理なく、楽しくやっていけると良いなと個人的には考えている。

*1:とはいえ、コミュニティを届けたいスタートアップ界隈の人にとって、初見で分かりづらい気もしてきたのでどこかでリネームするかも

*2:といいながらも、過去にShinjuku.rbやIM@Study/アイマスハッカソンをオーガナイズしている時にも同様の意思表明をしていたことを思い出した(Shinjuku.rb / IM@Study)。余談だが、私自身はそれぞれのコミュニティの中心的な役割から引いている(実質的含む)。それでも、コミュニティが続いていっているのは良いことだなと感じる(Shinjuku.rb / IM@Study)。

*3:「オープンであること」はIM@Studyでも表明していた価値観で、もしかしたら私自身がこだわっているポイントの一つかもなと感じた