この記事はRegional Scrum Gathering Tokyo & Scrum Fest Advent Calendar 2023の20日目の記事です!(投稿が遅れてごめんなさい)
今年は私にとって、アジャイルコミュニティを知った年でした。
そもそも私がアジャイルに関与し始めたのは割と最近で一昨年の暮れ頃からです。おそらく国内に前例のない*1、VCで投資先の開発領域を支援する活動の一つとしてアジャイルコーチングが有効であると模索しながら進んできた流れの中にあるのだろうと考えています。
最初は右も左も分からなかったため、直面する状況を有識者に聞きながら進めていました。そこからアジャイルを自分の身につけたいと思い始めて認定研修を受けたのが昨年の7月で、徐々にですが業務での実践とインプットを織り交ぜながら日々を過ごしていました。
これまでも開発者としてRubyやVue.jsなど言語系のカンファレンスや勉強会に参加していましたが、不思議とアジャイルに関しては同様のコミュニティを探す活動をしていませんでした。
もしかしたら2022年は今と比べて感染症の扱いが厳しかった*2ので、日々の生活においてコミュニティの存在を知る機会が乏しかったのかもしれません。
ともあれ、私にとってのアジャイルコミュニティとの出会いは今年3月のアトラクタさんの合宿型イベントへの参加でした*3。確か偶然SNSで投稿を見かけたのがきっかけだったと記憶しています。
イベントの中で、Scrum Fest福岡の動画上映会をやっていたのをみて、アジャイルにもカンファレンスやイベントが開催されていることを知りました。人が集まる場所に行くことのメリットはこうして幅広な情報を得られることだと改めて思います。
当時、私はイベントはもちろんコミュニティのことは無知だったので、アジャイルコミュニティをより早く知るために一つの目標を立てました。それが以降開催されるScrum Festに全て参加するというものでした。
実際、以下のScrum Festに関して現地参加することができました。こうしてみると北から南まで満遍なく移動していますね。
- 5月 Scrum Fest Niigata 2023
- 6月 Scrum Fest Osaka 2023
- 8月 Scrum Fest Sendai 2023
- 9月 Scrum Fest Mikawa 2023
- 11月 Scrum Fest Niseko 2023
- 12月 Scrum Fest Okinawa 2023
特に前半(〜秋口頃)においては、Scrum Fest毎にゴールを決めて参加することを意識していました。
具体的には、新潟であれば現地参加すること、大阪であればアンオフィシャルな飲み会に行くことのようなものでしたが、最終的には、上司と登壇する機会*4を得るまでに至りました。
Scrum Festに参加した上での学びは下記です。
- (当初の目論見でもあったが)コミュニティの積み重ねやアジャイル実践者の勘所を知ることができた。
- 各地で開催されることのメリットとして参加者層コミュニティの骨子がありながらも、各地域ならでは体験ができた*5。
- 体感値であるが、コミュニティにアウトプットの文化が根付いており多くの方が頻繁に発信をしていることがわかった。
- コミュニティを通じて様々な知見に触れられるメリットの裏返しとして、やや情報洪水気味な状況に陥った。
- 特にOST等の参加型のコンテンツにおいては、回数を重ねるほど自分自身の引き出しの浅さを感じた*6。
実は直近は、ややエネルギー切れ*7なところがあり割とまったり過ごしているところです。 とはいえ全体としては、コミュニティに携わってみて自身の現在位置や反応を含めても良い学びになったのかな、と思っています。コミュニティで携わってくださった皆様に感謝です。
これを踏まえて来年以降、学びを深めつつ自分のスタイルでコミュニティ参加していければと考える所存です。