2023年のふりかえりと2024年の抱負

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします*1

年初に宣言していた通り、昨年は発信がキーとなった年でした。

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社外発信用の記事を出したり、インタビューを受けたり、テックイベントを立ち上げたり、主に採用広報を目的に2022年はほぼゼロ*2だった対外的な発信をメインではないにせよ半ば意識的に行いました。

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活動を通じて、自社独自のスタートアップと興味を持つ方を繋げるための枠組み(コミュニティ)を作るきっかけになったり、支援チーム全体の事例発信を行う流れができたり、とこれまでになかった流れを作ることができました。

一方で発信の先のゴールに据えていた採用に関しては結果が出ませんでした。発信活動からPRや採用支援といった他チーム連携ができたのは良かったのですが、ふりかえると採用のアクション量を増やすための動きや採用に直接つなげるための巻き込みもできたのかもしれないな、と感じます。

引き続き、長期目線で発信は継続していきますが、並行して足元のチーム強化は行うので、今年はこの学びを活かしてアクションを取れればと思います。

また、当初想定していなかったこととして、個人的にはアジャイルコミュニティとの出会いが大きく行動に影響を与えました。

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新たな人々や知見との出会いは暗中模索だった自分にとって登ってみたい山と共に高めたい仲間を提示してくれました。感謝。

一年を通して、この世界については何も知らないということがわかった*3ので、今年は謙虚に知見を吸収し、また自分でもコミュニティに貢献していきたいです。

その他の抱負については以下の通りです。

  • きのこるエフエムの活動を再始動する 達成 …… 再始動というよりはけじめですが、一本収録と公開を行いました。現時点で今後はノープランですがやりきりました。
  • 1日1回のペースでTwitter投稿を行う 未達 …… 後半失速していましたが、夏頃までは頑張っていたように思います。
  • 専門領域内外での自己研鑽を行う 達成 …… 資格ではCSPOを取りました。TOEICではIPテストですが、750を記録しました。
  • 「技術」との付き合い方について再考する 未達 …… 結果的に今向き合っている気もしますが、結論が出るのはもう少し時間がかかりそうです。

自分自身の傾向として、半年過ぎたあたりから抱負を忘れてしまいがちなのですが、それなりに達成していますね。

2024年の抱負

2024年については以下を意識してみたいと思いました。

学ぶ仕組みを構築する

昨年はアウトプットに着目しましたが、新たなコミュニティで活動する中で、知識、実践、人といった情報量の差を感じる場面が多々ありました。

これまでも決してインプットを怠っていたわけではないはずなのですが、ギャップに気づいた時に自己批判をしてしまったのもまた事実です*4

情報に携わった時間が解決してくれそうな気もしつつ、知識の方向性がある程度固まっているのであれば仕組みで補えないかと考えてみました。

インプットも行いながら迅速にアウトプットも行われている方々については素朴にすごいなーと思います。

新たな専門領域を確立する

支援の仕事に注力して数年、どこかふわふわしているような、自らが無駄な存在なのではないかというような感覚に襲われることがたまにあります。

上手く言語化できないのですが、支援業務経験が浅いことに加えてサポート役の性質上、自分が事業に携わっているわけでなかったり、無意識に己を過度に蔑ろにしたりすることに起因しているような気がします。

ともあれ、信念や軸足がない点で精神的に脆弱になってしまっていることは否めません。自我を取り戻す一手段として、「これが私の職業で、こういった意義がある」と言えるような専門領域を確立したいと考えました。

実践に応用する

上記2つは主にインプットに注力していますが、現場で取り組んでみることも大事です。

そこで知識獲得や思考だけでなく、実際の業務やコミュニティで取り組み、そこからの学びを活かせればと考えます。

2024年も徐々にですが、立ち上げていきます。どうぞよろしくお願いします。

*1:10日ほどの年末年始休暇を経て先週から仕事始めです。

*2:リセさんでの開発支援事例を年末に出したくらいでしたね。

*3:業務でアジャイルコーチをしながら、実質的に何も分かっていなかったことに気づいたのは一種の大きな学びで、私にとっては直近ぶつかっていた壁の原因でもありました。歳を重ねるたびに相応に知識や経験で秀でていなければと焦ったり、その危機感からか自分を大きく見せたくなったりしましたが、まずは無知を認め着実に一歩ずつ進められればと今は考えています。

*4:他職種からエンジニア転職など、過去に出会った方の中にもこのような気持ちの方がいたのかもしれません。憶測ですが