繰り上げ返済も活用しながら、ちょこちょこ返していた大学院時代の第二種奨学金がついにこの3月で返還完了した。
高専専攻科の分を完済したのが2020年の7月だったので、実にあれから3年半、大学院を修了してからは11年がかかった計算になる。
ちなみに参照先の記事にある高専本科の奨学金(福岡市教育振興会)は2022年1月に返済完了したので、残っている奨学金はあと一つ、大学院で借りていた第一種奨学金のみとなった。
こちらは利子がつかないものになるので、焦らず返していこうと考えている*1。とはいえ、学生の時分の負債であることを考えると、自分自身へのけじめとして何やかんや早めに返しそうな気もする。
合理的に考えれば、高確率で繰り上げ返済に充てるより運用に回した方が長期的に得であるが、もはや気持ちの問題である*2。
奨学金を借りる決断をした当時は、お金のことを知らないなりに学と時間への先行投資として自分自身を納得させたものだったが、改めて今ふりかえって、回収できているだろうか。