Scrum Fest Sendai 2023とScrum Fest Mikawa 2023で業務についての登壇を行なった(前者は品川アジャイル枠での採択)
どちらもオンライン登壇だったけれど、それぞれ会場現地まで赴いて行ったこともあり、新鮮かつ充実した感じがする。
www.scrumfestsendai.org www.scrumfestmikawa.org
当日は特に緊張もせず滞りなく進行できたように思う。ある方からは「場慣れ感すごい」というコメントをいただいたが、登壇に慣れているのではなくオンラインMTGの数をこなしているからかもしれない。
スクラムフェス仙台 2023
アジャイルコミュニティはもちろん、自分が初めて現職の一員として発信する機会となったこともあり、準備の質・量(時間)ともに意識して投資した。具体的には、自分で構成を考えるのみならず、社内外にフィードバックを求め内容をブラッシュアップした。
特に別途で時間を取っていただいた jx.matsushita さんや対話しながらFBをくださったpiro.takahara さんには大変お世話になった。ありがとうございました。
最終的にスライド枚数が126枚になり、結局45分枠で正味50分以上話していたのだけど、品川アジャイルの寛容な対応により中断されることなく話しきることができた、ありがとうございました。
スクラムフェス三河 2023
仙台と対照的に限られた準備時間の中、当日を迎えたのが三河のセッションだった*1。実は前日時点でもスライドが完成しておらず、なんとか形になったのは当日の朝5時台だった*2。
あまりに進捗が悪く前日はジムに行けていなかったこともあり、やり切った後、報酬代わりに走った豊橋の街は気持ちよかった。
朝ラン!気持ちいい! #scrummikawa pic.twitter.com/KuA4DFCWoK
— とれびー (Hiroaki Ninomiya) (@treby006) September 15, 2023
今回はオープニング直後のセッションだった。開始の15分前に共同登壇者がZoomに入っていたので、会場からズームインするなどした。
登壇をアーカイブをみていて以下のことに気づいた。
- 昔からの自分の傾向でもあるが、思考のスピードと言語化のスピードが一致しておらず、聴衆として分かりづらいところがあった。
- 例: スタートアップのスクラムに関するQ&Aで文章が終わらないところなど
- 意識して間をとったり、思考が整理されてから発言するようにしたり、訓練はしているが、それでも発生していた。受容しつつも向き合いたい。
- 予想以上に共同登壇者をいじっていた
- 例:「一応、上司」や「一年前に人を増やしてでも3ヶ月で機能を作って欲しいとリクエストを受けた」など)。
- 直近、1on1でのふりかえりではチームの雰囲気が伝わって良かったのではないかとのコメントをもらったので寛大さに救われている。
- 発話が囁きになって、ところどころ聞き取りづらいところがあった。意識して発話したい。
そんな綱渡りな発表であったが、トラックオーナー以外にもリアルタイム視聴に来てくださる方もいてありがたかった。
また、いつも仕事をしているだけあって、共同登壇者にどんな投げかけもできる安心感があるのもよかった。ありがとうございました。
Discordのみならず、後日フィードバックをもらえたのはとても嬉しかった。
フィードバックありがとうございます!面白いとのコメント嬉しいです。少しでも今後に活かせるものがあることを願っています!
— とれびー (Hiroaki Ninomiya) (@treby006) September 17, 2023
質問の投稿を通じたセッションへの貢献、大変感謝でした!#scrummikawa https://t.co/qpKsi8SFRz
ともあれ8月9月の「登壇ラッシュ」とも言える状況は、先の三連休でひと段落したように思う。
自分は何をする人なのか、について
ちなみに発表を機に作った資料は、その後、自分の仕事を対外的に説明するのにすごく役立っている。
VCというとお金のまっさきにイメージが出てきたり、VCの支援と言うと事業再生(PEファンド的)が想起されたりする世間では、ほぼ必ず「自分が何者か」の説明が求められる。
世の中に概念が知れ渡っていないことを伝えるためには、受け手側の概念に合わせて物事を説明する必要性は理解できる一方、毎度即興で行うことは僅かであれ負担でもあった。登壇資料はこのペインを解消してくれている。
実際、初対面の方に説明機会を多く得られた直近*3では、すでに投資した時間に対する回収ができているくらいには効果を発揮している。
今回登壇してみて、良かったことの一つがこの説明コストの低減だ。*4
スタートアップの開発者採用支援とWe are hiring!
最後に宣伝をば。
スタートアップでのお仕事に興味がある方は以下のリンクからぜひ(弊社の採用支援子会社GBHRのタレントプールではあるがコミュニティの側面もあります)。
スクフェス仙台の登壇では「アジャイルコミュニティにスタートアップ界隈の人が少ない」という課題提起をしたが、逆にスタートアップに興味があっても関わりがない人もいたらしいことに気づいた。
それで今今はスクラムマスター/アジャイルコーチの登録は全くのゼロではなくなっているとのこと。ありがたい。
また、若干名ではあるが、チームメンバーも募集している。
正直、現状の開発支援は境目がない&フルタイムでは開発系一人*5という、伸び代しかない状態である。
レッドオーシャンとかブルーオーシャン以前に、そこに海があることすら知られていないような仕事を広めていける方とご一緒したい。
メンバーに誘われてエンジニアの皆様が集まるイベントで共同登壇させて頂いたところ(雰囲気とても良かった)、
— 慎 正宗 (@shinmasamune) September 21, 2023
普段自分では選ばない感じのTシャツを頂き(とても感謝)、どこで着用しようかTPOを考えてる。
全くエンジニアじゃないけど、ワンチャン、エンジニアの友達増えるかも。 pic.twitter.com/vYMiZAVeUG
*1:言い訳になるので絶対にセッション中には口にしないと決めていたが、背景として当日一週間前から急に仕事の負荷が上がっていた。ただ、意識していたとはいえ仙台とアーカイブを見比べてみると自分自身のクオリティに明らかに差があった。まだまだ精進が足りない。
*2:それもあって、本番時に共同登壇者のキャリアのスライドが追加されているのに気づき、つい指摘をしてしまったw
*3:特に8月9月は様々なイベントに顔を出している。
*4:アジャイルコミュニティであれば、「VCで支援先企業のアジャイルコーチをしている」である程度通じるのでありがたい。ちなみに自分がアジャイルコーチをしているらしいことも今年の6月頃に気づいた、もしくは自覚した。名前づけ重要。
*5:正社員ではないが8月から外部パートナーとして川崎さんに助けていただいています。開発のハイコンテキストワードで会話できるってすごい。