iPad Pro 11inchを買った

職場で隣の席の@katsyoshiさんが熱心に布教してきたから、というわけでもないが3月末にiPad Pro(11 inch)を買った。使わないんじゃないかなという懸念もあったが、@shun_1kawaの「買ってみて使わなかったらメルカリで売ればいいじゃん」の一言に背中を押してもらった。いざ使い始めてみるとなかなか良い感じに生活に馴染んでいるのでまとめてみる。

構成はiPad Pro本体 + Apple Pencil + Smart Keyboard Folioと公式アクセサリーで揃えている。Apple Pencilは磁石で本体にくっつく見た目と好奇心で導入してみた。Smart KeyboardはiPad Proを使っていく上で何かちゃんとした入力を行うのにマストと考えていた。

よく持ち歩いて利用するため、バッグとして先日pixiv Tech Salonでもらったショルダーバッグを使っている。サイズ的に丁度良かったのだ。
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が、このバッグはあまり普段遣いを想定していないこと、ずっと持ち歩くにはかさばって見えることから代替のバッグを検討中。オススメがあったら教えて欲しい。
ユースケースについて。
買う前は簡単なコーディングができると良いかなと思っていた(このQiita記事に触発された)し、実際にTextasticWorking Copyといったアプリもインストールした。しかしながら使いはじめて一月ほどたつが、今までのところはiPad Proでコーディング作業は行っていない。本来コードを書くための環境でないというのもあるが、なんだかんだで普段の生活で開発に使っているMBPを一緒に持ち歩いている率が高いのが大きいだろう。

では何に使っているかというと、メモ書きとブレスト、ネット、SNSである。ネットとSNSについてはお察しの通りで、移動中、就寝前、気分転換……と、手軽に使いたい時にフル活用している。

iPad独自の価値としては勉強会などの合間にスマートに展開できることだ。サイズがコンパクトなのでかさばらない上、(少し行儀は悪いが)MBPと組み合わせることで机がない場所でも快適なSNS環境を構築できるのだ。
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移動中に軽くテキストを書いたり調べ物をしたりするのにも良い大きさであることも嬉しい。
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ガッツリ使うわけではないけどあると便利、丁度一昔前のミニノートのような立ち位置だと思う。

ここまででも十分価値があるのだがiPad Proを買って一番価値が出ているのがいわゆるメモ用途である。ここでApple Pencilがその真価を発揮してくれている。仕事・プライベートでのToDoのメモ書き、仕事上でのコミュニケーション、考えをダンプしたい時さっとiPadに書くようになった。メモアプリにはGoodNotesを使っている。

iPad Proを持ち歩くことでこれまでは紙に書いたり、紙に書かずに頭の中でこねこねしていたことを手軽にすべて書き出せるようになったのがすごく良い。

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この前のEngineering Manager Meetupの登壇準備の際には、構成を一度iPad Pro上で揉んでからスライドに落とすということをやった。結果、普段よりスライドのクオリティを上げられたと思う。

iPad Proには他に読書用途としての利用も期待している。これまで読書用途として使っていたKindle Paperwhiteよりはサイズ感が大きいが次第に慣れるだろうか。