シニアエンジニアのキャリアや人生を考える試み『The Art of Senior Engineering』を実施しました


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参加の皆様、お疲れ様でした、そしてありがとうございました!シニアエンジニアって何?というのはありますが、職業ソフトウェアエンジニアとしておおよそ仕事の仕方は分かってきて、自分の強みや弱みといった特性も徐々に見えてきている層を想定しています。
そういった人たちが集まって
飲み会や懇親会で共有される経験豊富なエンジニア各々の経験や生存戦略
を共有し合ってみたいというのが試みの原点です。これは私特有の関心かなと思っていたらアイマスつながりなbanjunさんも興味を持っていただいたので一緒にやりましょうよ、となったのが始まりで。
構想自体は昨年末頃からあったのですが、私の中でいまいちピンとくる形が思いつかず気づけば3月となっていました。最初はLT大会のような形を想定していたのですが、それだと発信する人のリスクしかないなということに気づき。やっぱこれは全員参加型にしたいな全員参加型パネルディスカッションにしよう、と思ってみたところそれだと人数多くできなくないかと悩み。

一方、オープンな知見共有会であることはブレさせたくなかったので少人数声掛けベースで、積極的に宣伝はしない公開イベントという形でやってみよう、とそんなことを考えておったわけです。その過程でRubyコミュニティで仲良くさせてもらっていたナイスガイかっしーも巻き込んでOrganizer 3人体制での運営となりました。

結果的に自分の試みとしては思いつきから実施まで長期にわたるものになりましたが、開催までこぎつけられて良かったです。参加の面々もご家庭持ちのエンジニアから、その道の書籍執筆者やカンファレンス登壇者、CTO的ポジションの方からインターネッツでみたことのあるあの人まで多彩な形になったのではないかな、と思っています。

会の開催にあたり事前アンケートをとっていたのですが「エンジニアとしてどうありたいか」の質問に対して良い感じにばらついていたのも面白かったです。

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ちなみに1がジェネラリスト(マネジメント寄り)、10がスペシャリスト(技術寄り)です。5(どちらつかず)はいないんですね。私はどちらかというとチームで価値を出すようなこと(ジェネラリスト)が好きなので気づかなかったのですが、質問に対して「技術特化(スペシャリスト)といっても、一つの技術を深掘りするのかフルスタックのように幅広く手を付けるのか」というフィードバックが得られたりして、なるほどな、と気づきがあってよかったです。

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パネルディスカッションでは家族の話や住む場所の話、働き方の話は盛り上がりました。どんなテーマがあったのかは公開資料にあります。

22:00頃という少し遅めの時間から懇親会を実施した(かっしーさん、アレンジありがとうございました!)のですが、参加率ほぼ100%と大盛況。パネルディスカッションの延長線とばかりに情報交換できたかな、と。

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と、分からないことだらけの試みにしては、つつがなく終えることができた今回のイベント。
一応、私の中で次の試みは考えていて、今回の試みの目的である
シニアエンジニアが生存戦略を考える上で、障害や不安の元となる情報格差をなくし、日本の情報産業の発展に貢献する。
を達成するために次の手を仕込み中です。次回のEngineering Manager Meetupなどで発信できればと考えています。

ブログを書いていただきました :tada: ありがとうございます!