「アイドルのプロデュース」について考える

この記事はアイドルマスターAdvent Calendar 2017の24日目です。お楽しみください!
プロデューサーの皆さん、こんにちは。ミリオンライブの馬場このみPとして活動しているtrebyと申します。まずは、萩原雪歩さん誕生日おめでとうございます!めでたい!!そして、メリークリスマス!!(明日かな?)

2017年ももうあとわずか、今年のプロデューサー的ニュースとして一番記憶に強かったのはやはりミリオンライブ更新終了の件ですね。実際、私もゲームの方から遠ざかっていたところはあったのですが、それでも初期からプレイしていたゲームに新しい要素が入らなくなるというのは感慨深いものがあります。

(運営していたbotちゃんの手動Tweet。こんなに反響もらったのは初めてのことでした。ありがとう!!)

ちなみに昔語りをすると、私にもヘビーにプレイしていた時期がありました。例えば2015年のはじめに行われたPSL 4thイベント(上位報酬が真とこのみさんの二本立て)ではイベント全体で3位に入賞しましたし、その年6月に行われたこのみさん上位報酬の復刻戦国でも7位ということで、いわゆる複数回エンドローラー入りをしていました。

特にPSLイベントはこのみさんリーダーのミックスナッツと真リーダーのBIRTHと合同だったので競争率もそれなりだったと思うのですが、まあもうそんなん関係なく朝起きてから夜寝るまでポチポチするくらいには頑張りましたwそれでも1位にはなれなかったのですから、1位取られた方は一体何者なんだという。

同僚さんにも初めからイベント頑張る宣言をしてイベントのポイント効率が良くなるようにカードをお借りしました。その節は大変お世話になりました。PSLの話を続けると、さらに嬉しかったことでは当時所属していたラウンジのメンバーから報酬のこのみさんを一枚贈呈いただきまして。

「理論上どんなに頑張っても4枚取りまでしかいけないのに自分だけ5枚取りだ」なんて、そんなことをやっていました。正直、泣きました。カードの貸し借りの件もありますが、こういうヌクモリティがあるからプロデューサーやめられねぇなと強く思ったことを覚えています。

今思えば、この頃がプロデューサーとして一番輝いていた時期なのではないでしょうか。ライブを機に行われていたラウンジオフ会はじめ、ミリオンライブを中心にいろんなイベントに顔を出していました。
このみさん誕生日オフ会とか、このみさん名古屋(3rdツアー)オフ会とか、そんなん楽しくないわけないに決まってますよね。もっとも、今だって誘われたらいける用意はあるのですがそんな都合よくお誘いがかかるわけもなく。(大抵のイベントは行われていることを私の方で把握していないパターンが多いです)

きっと時代は流れていくものです。かつて私が感じた高揚をどこかでどなたかが享受されているのであればそれは健全なことですし、情報を積極的にキャッチする余裕がなくなった(私の場合は副業都合でした)ときには、新しいプロデュースの形を模索していくべきなんでしょう。

その流れでやっているのが、最近の自分でいうと昨年のアイマスハッカソンから続くIM@Studyというコミュニティです。このコミュニティはアイマスのプロデューサーという軸でみた時に絵師さんや物書きさんなどに比較してアイマス×エンジニアというくくりのイベントってないよなぁ問題意識から、元々は自分がちゃんとモクモクする時間とりたいなという思いから周りにいた興味ありそうな面々(ただしリアルでの面識なし)に声をかけたところから始まっています。

やりたいのが自分の作業時間確保なはずなのに実際にやってみると割と会を成立させるところに意識を持っていかれるよな、というなんかイベントで旗振る時の罠っぽいところはありつつも会の内容としてはプロデューサー的にもエンジニア的にもすごい方々に囲まれることになり、「なんか自分が仕切ってごめんなさい」となることもしばしばです。いえ、ありがたいことなのですよ。

この先どうするか/どうなるかとかは「やっていき」としか言いようがないのですが、「アイドルを愛でる。アイマスに貢献する」というコミュニティの主旨に賛同くださっているプロデューサーさん方がいらっしゃる内は拙いながらも期待にお応えしていきたい次第です。



さて、自分の観測範囲だけかもしれませんが、アイマスに興味あるけどプロデューサーがガチそうで怖いから、同様のロジックでアイマスハッカソンに興味あるけどアイマスエンジニアがガチそうで怖いから、と既存の集まりに対して変に一線を引かれている人がいるように思います。

最終的に行動を起こすか起こさないかはその方次第ですし、なんなら話を合わせるために興味はないのだけどそう発言されているパターンもあるかもしれません。が、もし言葉通り「本当に興味があるのに、自分にはその資格がないのではないか」と思われているのであれば、これはおせっかい的な視点ですがもったいないことなのではないでしょうか。

そんなんでいうと最近アイマスコンテンツに投資しているのはミリオンのCD買うくらいの私なんてなんなんだ、という話で余程、公式のイベント情報をwatchしていたり、絵を描いていたり、ラジオを聞いていたりした方が資格があるといえます。

というわけで、アイマスプロデューサーの資格がないかもしれない私が書くことなので話半分で受け取っていただきたいのですが少なくとも自分自身としては、アイマスのプロデューサーとして絶対に必要なのは「アイドルいいなぁ」という気持ち、それ以外ないと思っています。

なんなら、「アイドルいいなぁ」という気持ちさえあれば、人付き合いやコミュニティすら不必要なものだと考えています。

ただその「いいなぁ」の延長線上で同僚さんと語り合いたい、語り合うことによってより楽しくなれる(かもしれない)、そこにきて初めてコミュニティというものが役に立ってくるのです。
「アイドルいいなぁ」、はじめはホントそれだけで、そこからは自分がどうしたいかの軸で、こっそり楽しむでもオフ会に参加してみるでも良いではないですか。

(どうしても目立ってしまう)ガチな人々と自分自身を比較してしまうのは仕方ないと思うのですが、少なくともアイマスというコンテンツを愛していく上では順番を履き違えてはいけないと思うのです。

「アイドルいいなぁ」で始まった想いがたくさんの発展の仕方をする。それがすなわちアイドルのプロデュースの多様性なのではないか。

そんな風に私自身は考えているのですが、世のプロデューサーの皆様はどんなもんなんでしょうか。