実はコミュニティとしても全くの新参で、イベントも初参加でした。
こちらの記事からSlackに入ってみては良いものの温度感や人の顔が見えないともったいなさそうだな、ということでコミュニティに近いところで行われているイベントに参加登録してみることにしたのです。
参加の背景
今の職場では、これまでとは異なり仕事での守備範囲が情報技術という軸とかなり広く取られています。そのため、自分の経験から外れたものに対応しないといけないことも多々あり「浅く広く」の面*1で、都度、もしくは戦略的に勉強を行っているんですね。
中でも情シス分野に関しては、もちろん社内向けの活動のために必要だということもありますし、世の流れとしてもかつての非ITと呼ばれる界隈においてもITへの関心は高い*2ですから確実に意義があることと思っています。
また、「情シス」という言葉から想起されるものは人やシチュエーションによって多岐にわたると思っていて、界隈的にどういった立場・背景の方が参加されているのかなぁというのは興味がありました。抜け漏れあると思うのですが私が思いつく範囲でも
- 機材キッティング・在庫管理
- アカウント管理
- 情報セキュリティ(物理・電子)
- いわゆるゼロトラスト?
- BYODできるように頑張る?
- 昨今のリモートワーク体制に係るVDI構築やVPN整備
- 業務改革(デジタル戦略とかDX推進とか呼ばれてる、のか?)
- 前座としての業務効率化 / ツール(パッケージやSaaS)導入
- 社内インフラ屋さん
- 「インフラ」という言葉も割と曖昧(オフィスのネットワークのような環境を指すのか、Webのホスティングを指すのか、あるいはそれ以外か)
- 社内IT何でも屋さん
の可能性があると思っていて、業種・会社によって情シスの守備範囲は違うんじゃないかなぁと推測していました。もし、界隈として何らかの軸で合意があるのであれば知りたいというのもありました。
ちなみに私は「情シス = 社内ITなんでも屋さん」、くらいのスタンスで参加していました。なのでLTも「社内からのIT問い合わせをいかに交通整理するか」という内容になっています。
参加してみて
なにより開かれている感じにすごく救われました。
前述の通り全くの新参でLTをやったのですが、Zoom上で皆さん共感の反応をしていただいてとても安心してLTできました。ありがたかったです。
Remoでの懇親会の話題で印象的だったのは、会社のDXを考える際は組織の人数で考えた方が良いということ。
確かに業種(もしくは会社としてのITリテラシー)と、全社の人数は分けて考えないといけないよなぁと。今年に入って従来のいわゆるITネイティブからそうでない業界にきたのも影響してか、これらをごっちゃにしてDXのToBeを探ろうとしていた自分に気づくことができました。30人ほどの会社で決裁のためにkintoneを入れていたけど、それくらいだったらExcelで十分、のような例が納得感ありました。
多分、業種と人数は分けて考えた方がよくて、業種によるフェーズ(度合いの進捗)、人数によるフェーズ(度合いの進捗)で二次元でAsIs / ToBeを整理すると良いのだろうなぁと。