今年に入っては二回目のShinjuku.rbをオンラインで開催した。
Shinjuku.rb自体は元々、比較的少人数で双方向にディスカッションすることを価値としていたので、どうしても発言する人が限定されがちなオンライン環境とは相性が悪かったのだが、このままでは年内に再開もたたなさそうなのとオンラインでのディスカスや懇親会の知見も溜まってきていることもあり実験的に行った。
ツールにはSpatialChatを利用した。位置と距離の概念がある多対多型の通話ツールで実は最近有料化しているのだが、たまたま自分が課金していたこともあり今回採用した。
他にも進行や運用をスムーズにするために、途中入退室を想定した簡単なスライドを用意したり、パネルディスカッションのように話のネタを明示的に持って行ったりとオンラインならではの準備を行った。
とはいえ、今回は初めてのオンライン開催というのもあり基本はフリートークを主体に進行した。やってみての気づきをメモ書きがてら。
- 2時間と予め時間を決めていたのは良かった
- ただ純粋に話すだけで丸々だときつかったかも。LTのような発表コンテンツも入れていきたい。
- 全部で9名が参加したが、リモートでの勤務状況を話すクラスタとRuby 3.0について話すクラスタにうまく分かれたのは良かった。
- 適切な人数規模でやれたおかげか、ROMはほぼ出なかったと思う
- ただ、クラスタ間の行き来は難しく、結局人が固定化してしまった印象
- 特に自分の立ち位置として、話を振る、みたいな役割をしていたので尚更移動しづらかったかも。
- リモートでの雑談だとファシリテータがいた方が話しやすい?仕組みでなんとかできる?
と、事前に予測できたことは回避できつつも、さらに改善できる点はありそう、という感じで収まった。 今後は、
- 相互のコミュニケーションの時間は入れつつも、LTのようなコンテンツを入れていく
- ただし、従前の反省から継続するために運営負荷は極力低くしたい
- あえてテーマを設けない
- 他のツールも試していく
と知見をためていければと思う。