適応半年の法則

まあ単なる言葉遊びです。新しい環境に身を置いた時、端的にいえば転職した後に余所者感がなくなるまでの時間といえばいいでしょうか。振り返れば一人前に仕事ができるといって良くなるまでの期間は大体半年かなぁという感じがしています。「仕事ができる」というのはあくまで自分の実感ではあり外からの評価は分からないですけど。

そしてこの期間をすぎると、一定職場に適応でき、右も左も分からずもやもやしていた仕事が楽しくなってくる、あるいは当初浮かされていた熱病から解放されて、良くも悪くも地に足がつけて業務に取り組めるようになったという実感があります。

そうすると自分が担当していない業務に関しても「門前の小僧、習わぬ経を読む」といいますか、なんとなく語れるようになり、前職との文化的な違いについても「朱に交われば赤くなる」というか現状が普通になって違和感を持たなくなっていきます。

業種の違いによる企業文化の差分が大きかったことや急な完全在宅勤務への移行もあって少し半年より足が出ましたが、今回の転職においても、仕事の進め方というかコツを掴めた感覚があります。

順応には良し悪し両面ある*1かな、とは思いますが、自分の適性に合わせた環境を選び、その上で環境から影響を受け、また自分も環境に影響を与えるみたいな良いサイクルを作って行ければ、と思います。

*1:典型的には慣れて仕事がスムーズにいくようになったり自発的に動きやすくなったりするのが良い点、慣れてミスをしたり業務上改善できるところに気づけなくなったりするところ悪い点と思っています