四連休中、まとまった時間があったのでペーパーマリオをプレイしていた。
意識はしていなかったが、そこそこマリオのRPGゲームをプレイしている気がする。ゲームキューブ、Wii、とプレイしていないハードも多いのだが、特に初期のもの、スーパーマリオRPG、マリオストーリーは遊んでいた記憶がある。
どちらのソフトも当時は所有していなかったはずなのだが、それなりにやり込んだ記憶がある。多分、友達から借りてきてやってたのだろう。考えてみれば当時私は小中学生だ、記憶も曖昧になるものである。
なお、マリオRPGに関してはミニスーパーファミコンに収録されていたものを最近プレイした。懐かしさを覚えつつも昨今のゲームに比べるとあっさりしたものだとも感じ、思い出補正の大きさを知ったものだが、これは余談。
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン+USB ACアダプター
- メディア: Video Game
そんな懐かしさはさておき、一通りプレイしたので感想を書いてみる。
レベルの概念がない
RPGスタイルの割りにレベル(育成)の概念をとっぱらってあるのが、考えてみれば新鮮である。
マリオの強さは、使うぶき(デフォルトのもの以外は消耗品で何回か使うと壊れる)とHPの最大値(これが上がると攻撃力も底上げされる)で決定されるため、地道にザコ敵を倒してレベル上げしなくてもさくさくとストーリーを進めていくことができる。
ただし、敵キャラとの時にパズル要素があり、エンカウント一回あたりのテンポはゆっくり目である。そんなバトルシステムを前面に押し出すためにレベルの概念をなくしているのかもしれない。
あとは細かくはネタバレになりそうなため割愛するが、登場する仲間のマリオとの関わり方のストーリー優先な性質も関連しているかもしれない。もっとも、バトル時の仲間の存在はおまけのようなもので基本マリオ一人でがんばる形になっている。
誰でもやれば遊び尽くせる
ゲーム中には操作にコツがいるところが何箇所か出てくる。それでも、ちゃんとクリアできるように救いの手を差し伸べてくれるのが最近のマリオっぽい。ちょっと難易度下げてくれたり、本来ゲームオーバー時にセーブポイントまで戻されるのが特別に、みたいなことをしてくれたり。
ハテナブロックやキノピオ集めのようなコンプ要素についても、ゲーム中にヒントを差し伸べるような装備が用意されているため、ネットで調べなくてもプレイヤーが主体的に探せるような工夫がなされていた。
ゲームシステムとしてプレイヤーが自発的にコンプまで持っていけるように作られているので、誰でも遊び尽くせるという点で満足度は高い。反面、やり込み要素は腕試し、と捉えていると少し物足りないところはあるかもしれない。